このレビューはネタバレを含みます▼
某球団の有名なマスコットキャラクターとして、メディアの舞台にもたびたび登場する機会が多くなっている、ドアラ。単なるイメージキャラとしての存在に収まらず、自分自身の人生論を執筆して本にしたり、少しハードルの高いダンスや運動にも果敢に挑戦している姿は、もはや一流の俳優のようにも感じます。そんな彼の、チームへの心からの熱い愛、選手たちを心配する思い、努力、自分自身の成長…などなど、あまり表にはされない心情をとことん述べている一冊こそが、この作品です。この球団のファンにはもちろん、そうでない方にも学ぶことは多いと思う内容でした。