ネタバレ・感想あり白い薔薇の淵までのレビュー

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消化するのに時間がかかりそうだ。
2023年4月13日
女性同士の阿修羅の恋。圧倒的なストーリー展開と丁寧でエネルギッシュでリアルな心理描写とセ◯クスの描写に引き込まれた。読んでて胸が苦しくなって、休憩しながら読んで、ラストが怖かったけど、どうにか読み終えた。色んな感情を思い出したり、ルイにもクーチにもキハチローにも共感・同情するところがあって色んな感情が出てきて、整理できなくて身体が強張る、そんな読後。10代や20代前半、まだ自分の性指向が揺ら揺らしてた頃、自分のまとまりがあやふやだった頃に読んでたら、メンタルやられてたかもしれない、今とは違う道に向かって歩んでいたかもしれない、そう思わされるくらい私にとっては衝撃的で強烈な小説だった。
面白い
2018年4月25日
自堕落で破滅型の同性愛者の女性が主人公。濃厚で破壊的な恋愛模様をスケールを大きく書いた作品。作者自信が同性愛者なせいか、女同士の絡みや描写が妙にリアル。
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作家名: 中山可穂
出版社: 集英社
雑誌: 集英社文庫