ネタバレ・感想あり白い薔薇の淵までのレビュー

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消化するのに時間がかかりそうだ。
2023年4月13日
女性同士の阿修羅の恋。圧倒的なストーリー展開と丁寧でエネルギッシュでリアルな心理描写とセ◯クスの描写に引き込まれた。読んでて胸が苦しくなって、休憩しながら読んで、ラストが怖かったけど、どうにか読み終えた。色んな感情を思い出したり、ルイにもクーチにもキハチローにも共感・同情するところがあって色んな感情が出てきて、整理できなくて身体が強張る、そんな読後。10代や20代前半、まだ自分の性指向が揺ら揺らしてた頃、自分のまとまりがあやふやだった頃に読んでたら、メンタルやられてたかもしれない、今とは違う道に向かって歩んでいたかもしれない、そう思わされるくらい私にとっては衝撃的で強烈な小説だった。
面白い
2018年4月25日
自堕落で破滅型の同性愛者の女性が主人公。濃厚で破壊的な恋愛模様をスケールを大きく書いた作品。作者自信が同性愛者なせいか、女同士の絡みや描写が妙にリアル。
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甘美さと破滅が隣り合わせで進んでいく
ネタバレ
2026年7月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 恋愛小説という枠に収めるにはあまりにも濃密で、愛と執着、欲望と依存が境界を失いながら絡み合っていく物語

互いを求めるほど心は満たされず、傷つけ合いながらも離れられない二人の関係は、痛々しいのにどこか目を逸らせない吸引力を放っている
官能的な描写は刺激を競うためではなく、人間の危うさや孤独を浮かび上がらせるために存在しているように感じました
理解しがたい場面も少なくないが、その息苦しさも含めて、この作品ならではの熱量なのだろう‥

甘美さと破滅が隣り合わせで進んでいく展開は、一気にページをめくらせる勢いがあり、読み終えたあともしばらく余韻が胸に残る一冊
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作家名: 中山可穂
出版社: 集英社
雑誌: 集英社文庫