ネタバレ・感想ありアメリカひじき・火垂るの墓のレビュー

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戦争にまつわる6編の短編集
2023年6月27日
購入動機はアニメ化された「火垂るの墓」の原作を読みたかったからなのですが、この短編から、あの映像作品が生まれた事に驚く。他の作品もそうなのですが人の根源的な恐怖としての「飢え」が書かれている。戦争による慢性的な栄養不良、其れによる体調不良。そんな中で人が人としてあることの難しさ。「戦争はいかんです、腹が減るだけです。」やはり、同じ時代を生きた水木先生の言葉が思い出されました。
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作家名: 野坂昭如
出版社: 新潮社
雑誌: 新潮文庫