ネタバレ・感想あり螢川・泥の河のレビュー

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川・河・綿繍
2021年7月30日
若い頃読んだ作品を、また読みたくなって手にしました。
心にしみました。
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人が生きることの尊さと切なさ
ネタバレ
2026年5月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 子どものまなざしを通して人生の痛みや喪失、そしてかすかな希望を映し出した珠玉の二編

昭和の空気が色濃く残る川辺の風景は、生々しい暮らしの息遣いに満ちていながら、どこか詩情を帯びて胸に沁みる‥
宮本輝の文章は多くを語りすぎず、それでいて登場人物たちの孤独や愛情、胸の奥に沈む感情を鮮やかに浮かび上がらせます
とりわけ少年たちが経験する出会いと別れの瞬間には、誰もが心のどこかにしまっている原風景を呼び覚ます‥
貧しさや死といった重い題材を扱いながらも、読後には不思議な温もりが残る

人が生きることの尊さと切なさを、美しい文学として味わいたい方にぜひ手に取ってほしい一冊
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作家名: 宮本輝
出版社: 新潮社