ネタバレ・感想あり将棋の子のレビュー

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将棋の血
2021年6月17日
急に将棋がテーマの本を読んでみようと思い立ったわけですがなかなか手強かった(笑)久しぶりのノンフィクションに時系列や登場人物を電子書籍で把握するのも難しく通勤電車で細切れに読んだのもよろしくなかった。けれど昭和から平成にかけての時代の匂い、将棋の高みを目指す厳しい道のり、挫折、苦難が並大抵のことではないのがしっかり伝わる。将棋の子は駒を持つことはなくてもずっと将棋の子。棋士ではなく「将棋の子」という言葉が、血が入れ替わることがないように彼らには将棋の血が流れていることを感じさせ言いえていると思います。
厳しい将棋の世界
2020年2月6日
この作品をはじめて読んだのは、
大学を卒業して間もないころでした。
近所の図書館でたまたま見つけ、おなじ作者の聖の青春がすごくよかったから、
読んでみました。
聖の青春とはちがって、いろんな登場人物に焦点をあてているので、
ややぼやけた印象もありますが、
奨励会という場所の厳しさ、運がある人間ない人間、
そういったことがはっきりと描かれています。
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