ネタバレ・感想ありおとぎ話のゆくえのレビュー

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さすが
2025年2月15日
一穂先生すごい!
なんの共通点もなさそうな隼人と湊が出会って一緒にいられるなんて…
物語の流れが美しいです
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御伽噺と言うなかれ
ネタバレ
2023年1月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ どっぷり一穂ワールドに浸かっています。
他の作家さまのbl小説とは本当にひと味もふた味も違います。
本作の評価はそれほど高くありませんが、私は大好きです。
他のレビューにもありましたが、行間を空けずにに場面が変わるため、たしかに最初は読みにくいです。
でもそのいきなりなが語り手と場面の転換が段々効果的に効いて、コラージュのように寄せ集めのカケラが大きな別の絵を描いていくようです。
ある意味一穂先生らしさがとても良く出た作品です。
城下町の歴史、酒造りの蔵、都会の底辺で生きる危うさ、剣道の試合に至るまで、リアルな描写の上にくっきりと御伽噺のフレームが立ち上がります。
情景や人物を描く術に長けているため、登場人物の心の変化が読者を置いて行くことはありません。
こんなにもリアリティのないストーリーなのに揺さぶられる、特にクライマックスの隼人の独白には涙です。
あっちゃんの両親と隼人のくだり、手作りアロエジェルや手編みのマフラーなどの小道具の使い方、「I Love you」の訳し方が夏目漱石に終わらないのもさすがです。
最後にこの話の影の引き回し役、慎の話がちょっとあるのです。慎の不思議な人物造形、あっちゃんの姉とその婚約者との微妙なサークル(トライアングルじゃないのがイイ)、こういうところですよね、一穂ワールドと呼びたくなるのは。
小説のページは終わっても、彼らはどこかにいてちゃんと生きている。
そういう「世界」を描ける稀有な作家様だと思います。
良かった〜💦
2022年5月17日
作者買いです。一穂先生の作品は透明感があります。本作も収まり方はおとぎ話なのでしょうが、読み手を満足させてくれます。ただ残念だったのが、他のレビューにもあるとおり、お話の繋ぎに行を空けていないので読み辛かったことです。勿体ない。。
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好き
2021年7月28日
一穂先生の作品で唯一大好きだと言える作品に出会いました。吾川のお殿様のお膝元に行きたいなと思いました。なんて言ったらいいか分からないけれど、すごく好きです。(語彙力)
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作者の作品で一番好きかも
2020年9月26日
大好きな作家さんなのでたぶん全作品持ってます。この作品が一番温かくて好きです。
可愛いふたり
2018年4月16日
初めはダメなやつだったのに、すっかり可愛いくなっちゃった!ひとを好きになるってすごいなぁ。
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現実感あるのにおとぎ話でした
2017年9月8日
設定など、本当にこんなのあるかなと思うのに、ちゃんとリアリティがあって、いつの間にか、二人の関係にはらはらさせられてました。
攻め様受け様、どちらもが変わっていく姿に、読後感は幸せでした。
湊くん
ネタバレ
2024年12月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 湊くんが好きすぎた。
うーん。このファンタジーっぽい、でもリアルっぽい、というギリギリのバランス…良いです。好きしかない。
一方、自分は隼人のことが最後まで好きになれなかった。湊くん…そいつでいいのーって最後まで思っていたので…まあ大きなお世話。結局は本人の気持ちが大事なのでね…
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世が世なら
2023年11月11日
お殿様。そんな家系は実在するもんね。そういう家に生まれた子、特に男の子は多分にこういう育てられ方をするだろうなぁ。周りの人たちの反応も。そこで本人の内にだけ溜まっていくものを、招かれざる客みたいなろくでなし根無草の隼人は受け止めたりうまく流してやることができる。悪い人じゃないんだけど、というのがピッタリの隼人もいるところにはいるっぽくて、ストーリーは確かにおとぎ話だけど登場人物の設定や描写がリアルで面白かった。ただ湊の印象は15歳くらいなんだよなぁ。18だったらもう少し大人っぽいところもあると思うんだが。カバーのイラストも幼い感じだし。
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根なし草な色男攻×押付けない真っ直ぐ受
2021年11月29日
攻めと受け、どちらのキャラも素晴らしかった。一見、攻めはどうしようもない人格に思えるけど人として絶対に踏み外してはいけないとこはちゃんと押さえてるし、受けもただのお坊ちゃん若様じゃなく正しいことを無遠慮に押し付けない真っ直ぐさがあって芯が強かった。おとぎ話のゆくえは、惚れた弱みでしっかり尻に敷かれる攻めって感じでとても良かったです。
ファンタジーだと思ったら
2021年3月16日
設定としてはファンタジーなんですよね。攻めの風来坊っぷりも、現実にこんな人いるかな…?という感じなんですが(いや、けっこういるのかもしれないけど…)読んでるうちにこの世界に入り込んでしまって、すっかり現実のこととして読み進めてしまっている自分がいました。さすがの力量です!
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身分違いの恋物語
ネタバレ
2019年1月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ シンデレラストーリーではないですが、現代のリアルな王子様と、ほぼホームレスのような生活をしてる男が恋に落ちるという身分違いの恋物語です
胸が締め付けられるような場面がたくさんあります
甘くてラブラブなカップルの話が読みたいっていう人にはオススメできませんが、ビターで痛くて切なくてもどかしいストーリーが読みたいという人にはオススメです
何も持たない隼人
2018年2月26日
執着がないって楽そうでちょっと寂しいです。
あっちゃんも隼人も、お互いに初めてのタイプの人種だから惹かれちゃったって感じです。しかし隼人の引き際鮮やか過ぎ。あっちゃんと再会出来て良かったね。
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じんわり沁みます
2017年6月28日
隼人と湊の心の通わせ方、隼人の気持ちの変わり方にじーんとします。根無し草のような隼人と土地の柵(悪い意味じゃなく)の中にいる湊、この二人が出会えて良かったなと思いました。
めでたしめでたし、とりあえずは。
ネタバレ
2017年6月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ たしかにお伽話のような終わり方。時代が逆行したような町で、育ちも立場(身分?)も背負うものも違いすぎて結ばれるはずのない2人が結ばれて、めでたしめでたし。きっと大変なのはこの先、近い将来には…と思うんだけど、今はとりあえずめでたしめでたし…みたいな感じ。でも最後の方、隼人の変わり方をみれば将来の希望は少し感じられるかな。隼人の行方を泣いて問う場面は本当に切なくて泣けたので、このままでいられますようにと祈りたくなるお話でした。
思っていたのと違いました
ネタバレ
2016年12月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ あらすじを読んだ感じと、話の印象が違っていてちょっと驚きました。湊がすごく真っ直ぐで一途で、隼人もそりゃあ夢中になるよねと思いました。不思議な雰囲気のあるお話です。
読みづらい
2022年5月11日
電子書籍だからかな?
余白なしに視点が変わっちゃうので何度も行きつ戻りつしながら読みましたー

お互い抱えてるものが深くはあるけど、なんかもっと色々掘り下げて欲しかった。
タイトルの通り御伽噺のような、
現在進行形のお話。
合わなかった
2019年8月20日
作家買いしましたが、この作品は自分の琴線に触れるところがなく、流し読みしてしまいました。
受け攻めがしっくりこない
2024年12月9日
のもあって、あまりピンとこない作品でした。好きな作家さんですが、アウトローな育ちのキャラの描写がいまいちなんですよね…。
低評価は空白行がないせいでもあります。たぶん電子書籍にする際の不手際だと思いますが、場面や視点がころころ変わる作品なので非常に読み辛い。
わかりにくい
2024年5月23日
改行もなにもなく次の行から急に視点が変わったりして読みにくい。
キャラクターにも好感が持てず途中で読むのやめてしまった。
読みづらい
2021年7月11日
話の展開?ってか、誰の話しからつながったの?ってつなぎ方が雑駁
作者より、編集担当した奴チャント読んだ?って疑った
『 』と──から始まる会話?の違いもわからん
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