このレビューはネタバレを含みます▼
初期のSFの傑作の一つタイムマシン。
ちょっと描写が難解で途中読むのにつっかえたりする場面もありましたが、概ね読みやすくて良いです
タイムマシンを発明した科学者が訪れた未来は一見平和である種退廃した世界だったのだけれど、その裏には……
真相は明かされずあくまで主人公の推測によるものですが、執筆された当時のイギリスの格差社会が行き着く先が示唆されます
昔よりマシとは言え格差が拡がりつつある現代の社会にも通じるものがあるかもしれないなと大変興味深く読める作品でした