ネタバレ・感想ありそれいぬのレビュー

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時には気高く、意地悪く。
2015年10月28日
作者につきもののロリータの話や、恋愛観、京都にまつわる話など独特の視点から乙女のあり方が書かれています。表現も耽美で古風な薫りがします。

仕事でスーツを着ていても、ロリータ性癖を隠しながらキティちゃんのペンを内ポケットに忍ばせている文が、なんだか好きです。
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好みが合えば、指針になるエッセイ集かも
ネタバレ
2024年4月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 20年位前に単行本で読んだのですが、文庫本でも出ていたことに今年になって気づき、改めて文庫本で読みました。
文庫本では5編のエッセイが加えられているそうで、覚えていた内容も多かったのですが、忘れていたものもありました。
しかし、ここに書かれていたと覚えていなかったのに、ずっと行きたかった場所や何度も訪れている場所についていくつも書かれていて、衝撃でした。好みが合う人にはずっと指針であり続けるエッセイ集かもしれません。
その他に、恋愛や結婚に関するエッセイには考えたこともなかったことが書かれていて、おもしろかったです。特に、優しいと紹介される人がどんな人か、深く考えたことがなかったので、興味深かったです。
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作家名: 嶽本野ばら
出版社: 文藝春秋
雑誌: 文春文庫