ネタバレ・感想あり壬生義士伝のレビュー

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義士
ネタバレ
2024年12月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 新選組が好きなこともあって、タイトルにひかれてよみましたが、期待以上に、よかったです。主人公の心情が、リアルにつたわってきて、こころにのこる作品だとおもいました。
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異色の新選組もの
ネタバレ
2023年9月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「おもさげながんす!」「おもさがながんす!」作中何度も繰り返される南部弁です。
「申し訳ありません」とか「有難う御座いました」の意味です。

新選組でこれまでそれほど話題に上らなかった吉村貫一郎の物語です。

剣も強いが、その家族愛に泣かされます。

そして貫一郎が鳥羽伏見の戦いで深手を負い南部藩の大阪屋敷に辿り着き、最後切腹する場面でも親友で家老の大野次郎衛門に一言「おもさげながんす!」

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傑作中の傑作
2023年7月23日
映画化されたほどの新撰組を扱った傑作小説です。主人公の家族を思う強さや葛藤が鳴けるほど感動できる良い作品です。また剣戟のシーンもとてもリアルで格好良く面白かったです
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🙂
2023年3月30日
東北の南部地方盛岡藩から出てきて、新撰組に入った武士が主人公。朴訥とした人柄ながら、剣が強い主人公の生き様が泣ける一作☘。
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幕末の侍という、強くとも悲しい生き様。
2021年12月24日
新選組・吉村貫一郎という人物を自覚的・多角的に描いた名作。その心優しい百姓上がりの侍を知る人に当時の事を聞いた回想を織り交ぜながら物語は進んで行きます。その1つ1つのエピソードがやがて点になり、読み進めて行く度に吉村貫一郎という侍を好きになって行きました。

幕府の栄える時代は厳粛たる身分制度があり、個人の価値観や命の重さは御上御上と、判断は上の物が決めるモノだと捩じ伏せられていました。吉村貫一郎だけでなく、そんな時代に生きる人々の真たる考えや感情も書き切られている作品に感じました。

史実としても幕末から維新後で、その時代の考え方が異なるので、時代背景をある程度知っておいてから読むと物語により一層の厚みが出てくると個人的には思います。珠玉の名作と言っても過言ではありません。
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