ネタバレ・感想ありキネマの神様のレビュー

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キネマの神様
ネタバレ
2021年8月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ うだつのあがらない父親それを支える家族、映画を通じて繋がる人間模様でした。父親の豪快な性格も生前の父親とそっくりで心の奥がジンと温かくなる感覚を覚えました。最後の方は涙がとまりませんでした。

シネマの神様、映画を志村けんさんが出演されるということで、とても楽しみしていました。映画はコロナの影響もあり見にいけないので、小説で読むことしました。志村さんの気さくな笑顔でキネマ神様の演技を映画で見たかったなとおもいました。
ほんとに残念です。
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映画って、すばらしい!
2018年12月31日
文字から、映像が、色彩が、音楽が広がる。そんな物語でした。
そして映画から始まる人間ドラマに、涙を拭いながら読み終えました。とてもカタルシスな一冊。

今まで長すぎるからなぁ‥‥と食べず嫌いしてた「ニューシネマパラダイス」を、この本を読んだあと初めて観て、素晴らしくて‥‥。それにも感動して‥‥新しい出会いをありがとう、という気持ち。
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優しい映画評
2016年1月7日
この著者のご都合展開はあまり好きではないのですが、本作は嫌みなく素直に楽しめました。映画好きのダメ親父の映画評と、顔も名前も知らない画面の向こうの友人とのやり取りが優しかったからかも。筋もストレートだしドラマ化したらヒットすると思うな~。
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作家名: 原田マハ
出版社: 文藝春秋
雑誌: 文春文庫