ネタバレ・感想あり文・堺雅人のレビュー

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堺さんファンも、活字離れの人にも。
ネタバレ
2019年3月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白いというか、堺雅人さん好きなら多分誰でもたのしく読めるのではないかと思う。あの作品の裏側でこんなことやってたんだとか、役作りでそんなことするの!?ていうか飯テロ本か!?みたいな話を、まぁ読みやすい文章で書いてらっしゃいます。
やっぱこの人頭いいんだなぁって文章を書いてらっしゃる。
ここで書いたネタを番宣とかで話してたなぁと、ちょっと前の堺さんのことを思い出したり。
まだ2作目は読んでませんが、またエッセイの連載してほしくなってしまうので2作目は手を出せてません。今も書いてほしいものですが、難しいところなんですかねぇ。
最初の中高時代の演劇部の部室まで行くまでの情景描写がすごく目に浮かんで、エッセイもいいけど、この人なら小説書けるんじゃないの?と思った。けどそういえば堺さん短歌俳句好きだったな、だからそういう描写がうまいんだ!と今書いてて勝手に納得?してしまった。
一番好きなのは、と言うか笑わずにいられなかったのは「篤姫」の原作者との対談。もう文面なのにタジタジな堺さんが目に浮かびます。原作者の圧がすごいんだもん。しかも原作者の堺さん評、恋愛のこととかかなり当を得てると思うんですよ。
エッセイでも面白いのはあります。堺さんが党首となって演説する(今思えばあの番組こそリーガルハイとかの長台詞の伏線でもあったような)バラエティ番組「恋愛新党」を見てる視聴者と、その番組に出てる本人の話。
その時電車の彼女は、このエッセイ読んだのかなと気になります。何にしてもあの番組は面白かったよ!
何にしても「篤姫」の原作者とのこの対談は流石にインパクト強すぎて、たまに読み返します。
自分の好きな作品の裏側のエピソードも読むとなぜか微笑ましくなってその作品を見返したくなるエッセイです。
強いて残念かなぁと言う点を挙げるとすれば、堺さんの写真かな。でも文章目当てだからまぁいいか。でももうちょい写真あってもよかったような‥
何にしても文字が結構大きいので、かなり読みやすいです。
個人的には電子書籍で買って、本屋でちゃんと買いたいな、手元に置きたいなと思うけど、俳優のエッセイ本をレジに持って行く自分を想像すると若干のテレが生まれそうなので、電子書籍で売ってくれて正直助かった。
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