ネタバレ・感想ありぼっけえ、きょうてえのレビュー

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怖い、面白い、すごく怖い
2021年9月23日
最近はヒョウ柄のオバさんとして有名な岩井志麻子先生ですが、先生の作家としての真髄を思い知らされるような一冊です。
ある遊女の夜伽話として話が進んでいくのですが、一ページずつ怖さがじわじわと増してくるのに読むのがやめられない!また、岡山弁の語り口がさらに恐怖を上乗せしてくる!!
最後の一行が最高にゾッとします。日本のホラー小説史上に残る傑作だと思います。
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最恐です!
2021年7月4日
岩井志麻子先生の作品は殆ど拝読させていただいてますが、やはりこれが最恐です!
ねっとりと絡みつく怖さは貧しい土地の濃い背景と登場人物の心情と方言がひとつになり重苦しく読み手にのしかかってきます。
その景色の中に居てその匂いを本当に嗅いでいるような感覚に陥ります。
嗚呼…ぼっけえきょうてぇ…!!!
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素直に怖い
2020年2月2日
田舎の怖さ、方言の怖さ、オチの怖さ。
女の一人語りが延々と続くだけなのに、物凄く惹き込まれる。
メインの「ぼっけえ、きょうてえ」以外の短編も面白かったです。
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いい感じに怖い
2023年12月20日
読みやすい文体でさらさら読めます。
表題作は少し肩透かしというか、オチが見えてしまった為あまり怖くなかった。
他の作品はじんわりとした怖い感じが好みでした。
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有名だったので
2022年7月8日
エログロナンセンスの真髄です。古くさいのが逆に新鮮に感じられます。短編で読みやすい。ちょっとした待ち時間に読めて、異世界の地獄を垣間見て戻って来て自分は無事で生きていられて良かった、と思えます。岡山弁がまた良くマッチしています。方言には人情話より怪奇話の方がより親和性が高いとしみじみしました。
暗く鮮やか。ドロドロで美しい。
2021年6月28日
どの作品紹介、口コミを見ても評価が高かったので読んでみました。
どの話もとても陰鬱で厭な話ながらどれも何とも美しさを感じる。
またもう1回読みたくなるような魅力のある作品。
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しみじみ
2021年3月4日
時代を感じる閉鎖的な空間のホラー小説
じっとりと人間のどろどろしたところがよく出てる
じめーっと怖い
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久しぶりに読みました
2017年2月8日
何年かぶりに突然読みたくなって、本棚の中から探すのが面倒で購入しました。岩井志麻子さんの本は何冊も持っていますが、ぼっけえきょうてえは何度読んでも何年経っても色褪せずワクワクしながら読めます。
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