ネタバレ・感想あり富士見二丁目交響楽団シリーズのレビュー

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掲載の雑誌を購読していました。
ネタバレ
2025年4月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 秋月こう先生はこちらがデビュー作だと記憶しています。当時、挿し絵が西炯子先生でファンの私は、西先生が小説ぴったりの人物像を描かれるので、もう楽しい楽しい懐かしい思い出の作品です!
少数派であることの陰りみたいなものと、そんな事は気にしない前向きに意思を持って行くんだというものが混在していた時代だったのかな?と感じます。
人生のいろんなイベントの度にうっかり「卒業」してしまいかねない、小さな世界を守ってきて良かった、その延長線上に今も自分がいるというのは、表現を受ける側でもする側でも必要なことなのだなと改めて感じられる作品です。
秋月先生は、別名義で児童文学賞もとっていらっしゃるので、web検索してみて下さい。
寒冷前線コンダクターは、中身も凄いんだけど読みやすさも凄いので、活字を追いたい方は安心して物語に集中出来ます。
何回かレビューが出来ない仕様になってしまい、書き直しました。
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あの頃を思い出した。やっぱり面白い!!
2023年6月18日
文庫として発売される日を待ち構えて、書店の片隅にひっそりと設けられたBLコーナーへコソコソ行って手に入れる。そんな時代に出会ったこちらのシリーズ。同性愛やBLは大っぴらに語られない、隠されて然るべきな、そんな今とはまったく異なった世界だったように記憶しています。

そんな30年近く前に読んだ物語なのに、読み進めて新たなキャラクターが出る度、わぁっとその後の展開を思い出しました。それだけ夢中で繰り返し読んでいたし、今また改めて一気に読みました。

今とは少し違ったBL観や性別に対する考え方など、新しく読まれる方には引っ掛かるかもしれませんが、個人的には当時のままこの作品が読めて本当に良かった。

四十も半ばになりましたが、中高時代にこの作品に初めて触れたときの新鮮な気持ちを思い出しました。
これからも大切に二人の、そして周りのキャラクターの物語を楽しみたいです。
愛と音楽とうじうじ。西先生の挿絵も必見
ネタバレ
2023年4月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大昔夢中で読んだ作品。セールを機に再購入。長いシリーズの第一部、合計4冊で、勢いと情熱のあるストーリー。展開や設定、価値観的なものにつっこみを入れたいところもたくさんあるけれど、若き音楽家二人の愛と成長の物語として楽しめた。脇役たちも非常に魅力的、そして音楽の書かれ方も魅力的。主人公悠季(受け)は終始うじうじしているので、こういった人物が苦手な方は要注意。私もうじうじした人物は苦手だが、今あらためて読んでみると、自分の若いときに比べれば悠季のうじうじなんてかわいいもんだと思えるようになった。西炯子先生の挿絵が最高、あとがきも裏話満載で楽しい。
1作目:忘れることのできない圭(攻)と悠季の初めてのシーン。ワーグナーの曲にシンクロさせて書かれるエロ。展開に疑問点もあるが、圭から向けられる恋心に必死で抵抗する悠季、二人の攻防と緊張感がぐっとくる。
2作目:第一部で一番好き。スーパーマン圭に結局ほだされてしまう悠季。強引な攻めにおとされる受け最高。常にポーカーフェイスの圭がプライドすてて悠季に助けを求めるシーンもよい。エロシーンの描写も長めでよい。
3作目:二人がやっと恋人同士に。くっつく前の緊張感が好きな自分としてはちょっとさびしい。番外編として脇役飯田さん視点の話が収録されており、お話としてはおもしろいのだが4作目を読んでいないとピンとこないエピソードも書かれていて、4作目を読んでからこの番外編を読んだほうがわかりやすいかもしれない。
4作目:久しぶりの演奏会が開かれる話。特に心に残ったのは、合宿で、悠季が一人で演奏し始めたら、周りにいたメンバーが次々演奏に加わり、いつの間にか即興楽団みたいになって「遊ぶ」シーン。自分が吹奏楽部だったころのことを思い出して胸が熱くなった。誰かが始めた演奏に、その場にいたメンバーがただなんとなくあわせていって、気づくと合奏になっていてただ純粋に演奏を楽しんでいる。そんな最高に楽しい瞬間が思い出されて読んでるだけでうきうきした。そして、演奏会での悠季の「音楽ってすばらしい、さあ、僕らといっしょに楽しんでください」の想いに強く共感。熱い!音楽ってほんといいよね!な気持ちになり、自分も楽団に入りたくなった。番外編も2篇あって、特に五十嵐くん視点の番外編が楽しくてよかった。
あたたかい物語
2023年4月9日
ここまでキャラのひとりひとりに愛着が湧くようなお話にはなかなか出会えないのでとても嬉しいです。シリーズ全読破するのがもったいないようなそんな気分にさせてくれるあたたかいお話です。
おもしろいです!
2022年8月20日
ずっと気になっていたけれど、巻数の多さに躊躇している方、いらっしゃると思います。私はそうでした。やっと「不安」を読みたい気持ちが上まわり、読み始めました(*^^*)
やはり「不朽の名作」と称される作品だと思いました。お話しも人物たちも、すごく魅力的で人間くさくて、どんどん読んでしまいます。先は長いですが、ゆっくり楽しみたいです(*^ω^*)
もとダブルリード
ネタバレ
2020年12月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 昔オンタイムで読んでおりました。久しぶりに読みたくなって購入。ワーグナーと二人の初めてのシーン、やっぱり素敵ですね。たくさんの本を読んできましたが、何年も心に残って思い出すのはほんの一部。その中のひとつです。秋月先生のシリーズものは全て、エロスだけでなく心理面も全て詳細に描いてあるので、世界に入りこんでしまいます。この巻ではないけど、高嶺さんにいちゃいちゃしてるのを覗かれるシーンとかありましたよね。思い出に残るエロシーン。続きもポチッとしちゃいそうです、、。
不朽の名作
2020年11月12日
これを読まずして腐女子なかれ。この一言以外見つかりません。30文字に行きつかないけど。
なつかしくなって
2019年8月23日
なつかしくなって購入しました。やっぱりいいですね!特に最初のほうの巻が好き。
どストライク!🙂
2019年3月5日
まぁBLも好きですが音楽大好きな私にとっては大好きな作品。毎回予想通りの展開で驚きとかは特にないですがハッピーエンドだし安心して読めます
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この初めの四冊が好き。
2018年7月20日
このシリーズはこの初めの四冊が好きです。少しずつ絆されていく感じがいい。テンポもよくエピソードも面白い。まずはここを一括にして、ハマれば次を買って下さい。長いシリーズなのでハマれば次の一括と買っていく方がいいですね。
好きです
2018年5月19日
久しぶりに読みたくなって購入しました。やっぱりこのシリーズ好きです。
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ベストカップル
2017年6月27日
次々読みたくなります。
音楽を追求しながら愛を育んでいく2人。
取り巻く人々もいい味出しています。
のだめカンタービレに似た楽しみがあります♪
音楽と愛を楽しめますよ。
やっぱり好き
2018年12月16日
久しぶりに読みたくなって購入しました。やっぱり好きだし面白いです。どんなバイオリンの音がするのか聴きたくなります。
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攻めが受けを溺愛
2019年11月8日
受けが終始うじうじ。まあ、そうでないと成り立たないストーリーなんだけど・・・
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挿絵が新旧あるような
2018年7月22日
表紙や挿絵は昔のままかと思いきや、一分新しくなっているような気がしました。
今読んでも、受けも攻めも芸術家だからか、個性的です。
私はもう少し一般受けするタイプがいいかな。
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作家名: 秋月こお
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: KADOKAWA