ネタバレ・感想あり時をかける少女のレビュー

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時をかける謎
2025年4月29日
映画化とかドラマ化、さらにはアニメ化されました小説。書かれた時代が読みと昭和でも古い感じがするような。はじまりと、終わり方。読むと少し謎残るような感じか。物語の終わりを想像したくなる気もしますね。
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ちょっと切ない
ネタバレ
2024年7月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何年も前に細田守監督のアニメ映画を視聴してからずっと興味がありました。やっと原作を読めた感じです。紺野真琴の叔母として登場した芳山和子が主人公の物語ですが、いつまでも深町一夫という少年を誰ともしれず待ち続けるのが切ないです。現代の発育が早い子どもたちを見てるとあながち間違ってない世界観なのもさすがと思わず唸されてしまいます。時代背景が昔なのでそこを考慮しながら読むと名作なことが分かります。原作をまだ読んでない方に是非とも読んで頂きたい1冊なのでお勧めです。
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名作
2024年6月10日
言わずもがな、名作です。意外に原作は読まれてないのでは?何度も映画化やドラマ化、アニメ化もされていますが、改めて原作を読むと言葉遣いなどに時代を感じたりはします。それでもやはり名作です。
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懐かしく色褪せない魅力の宿る作品
2018年10月24日
表題作と他2作の短編3話構成です。
表題作の「時をかける少女」は1983年に映画化され、その後も幾度と映像化された作品の原作です。
情景、言い回し、関わり合いの織り成す空気感が時代を感じさせますが、色褪せない恋する10代の切なさや瑞々しさなどは揺るぐことなく作品の中に存在しています。携帯電話も無くあらゆる情報収集や検索する事も容易では無かった30年以上前の時代背景。無垢であり素朴であったりする10代の背伸びした感覚や葛藤によって思春期の成長過程での足掻く感じが鮮明に著されているのが印象的な作品です。
短編集で さらっと読めてしまうボリュームなので手に取りやすい1冊だと思います。
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作家名: 筒井康隆
出版社: KADOKAWA
雑誌: 角川文庫