ネタバレ・感想あり王朝恋闇秘譚のレビュー

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耽美
ネタバレ
2022年3月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ この方の作品はBLと云う括りに入らないのでは…
文章力がもの凄くてぐいぐい引き込まれるものの、昨今のライトノーベル作品に慣れている人には読み進めるのが辛いほどきわどくて痛々しいシーンがかなりあります。
久しぶりに読みましたが、流石の表現力。
この作品は兄弟すれ違いモノですが、初心者さんにも大丈夫な範囲内に収まっています。
愛情が感じられる作品になっているから安心感もありますし。
読者を選ぶ作者さんです。
受けが半端なく酷い目にあって救いが無いパターンが多いので、作品選びは慎重に。
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星4,5。読みやすいけど読み応え有り。
2018年12月17日
(小説t)

作者さんらしい美人健気が不憫で泣けてくるお話ですが、短くまとまってるせいか作者さんの作品の中では読みやすい方の一冊では。
作者さんの作品が初という方にもオススメ。
(他の作品にはもっとドギツイのいっぱいあります)

もぅ〜、もしやこういう展開になるのかなー?
って最初に予測ついちゃったけど、
やっぱり!と期待?どうりの展開でドキドキでした。
ラストは最後の最後までどうなることかとハラハラしましたが、そうきたか!
さすが?作者さん、手放しで優しくないぜ。。

重いけど重すぎず、しっかり読み応えがありました。
できれば、もう少し先のストーリーまで読んでみたかったです。
未来の話が欲しかったよー。
もう1冊あっても良いくらい。
続刊あったら絶対読みたい。
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最後で涙
2015年8月31日
山藍紫姫子先生の小説の中でも、文庫化されているもの、たとえばこの作品とか『花夜叉』とかは、やはり名作。500円でこの読みごたえは素晴らしいと思います。

『花夜叉』と同じく、美しい兄と、兄を憎んでいたけれども愛するようになる弟のお話。
山藍ワールドらしい激しいエロの連続ですが、『花夜叉』よりは痛くないです(笑)。

読み始めたら「えー、どうなっちゃうの?」とハラハラ。途中でやめられなくて最後まで一気でした。
そして最後のセリフで、やられました。

気になっても絶対に最終ページをのぞかずに読むことをお勧めします。
ハッピーエンド?
2022年5月10日
こうゆう落とし所があるのか、と。綾王の身の上が余りにも不憫。弟を含め周りの綾王に対する執着の深さが凄い。
文章力は高いけど
2023年10月28日
弟×兄の兄弟ものなのですが、ほとんどずっとエロいシーンだけで300ページ終わってしまった感。ちょっと物足りなさを感じました。
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作家名: 山藍紫姫子
出版社: KADOKAWA
雑誌: 角川文庫