個人的には、傑作と言えるかどうか、くらいのレベルの高い作品。アダルトちっくな作風の作者さんなので、まあそんな部分は好みが分かれるかな。ハーレム作品だけど、純愛なのにハーレムみたいな意味不明感は無いので、個人的にはアリ。
なぜに傑作とか名作と言いきらないかというと。
神様感の深さが微妙かなというのと。知性というか、人間と意志疎通ができる種族のみを世界の対象とする神様感というのが個人的に微妙というか。
あと、ハーレムが人格者ばかりというか。この人数がいたらもう少し打算的な人とか性格悪い人がいないとリアルじゃないよなあというか。全員が、人のために一生懸命ないい子が男にゾッコンは都合よすぎるよなあと思うというか。
この2点がファンタジー的な現実感を損ねてる気がして、スゲー面白いんだけど、傑作とか名作とまでは個人的に言いきれない感じ。