深井先生の挿絵だし、何より作品紹介を読んだら見た事ない設定にもう気になっちゃって思わずポチッ(笑)
鉄平は笑っちゃうほど絶妙な不運属性なんだけど、外見も頭も性格も良くて人柄は申し分ない人なんです。一方の脩は付き合った相手の運気を見事に上昇気流に乗せちゃうあげマン(シリ)属性なんだけど、それが元で性格が少し捻くれてしまった可哀想な人でもありまして。
そんな2人が奇跡的に出会い鉄平が脩に一目惚れ、会う度に懐き懐かれコミカルなやり取りが続きます。そんな鉄平に言葉では辛く当たりながらも気持ちは徐々に傾いていく脩ですが、ある時恐れていた事実が判明して事態は思わぬ方向へ‥。
誤解と意地と複雑な思いが絡み合った展開にラストまで目が離せなくなって一気読み。鉄平が人知れず抱えていた想いを知ると、脩と同様に読者も全てのわだかまりが消えて全力で応援したくなる事間違いなし！
最初こそ「あげシリ」というパワーワードに釣られましたが、お話はとても面白かったです。何はともあれ2人の幸せを見届ける事ができて本当に良かった。買って正解でした！
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