泣きました。
こんなに泣いた小説は生まれて初めてでした。
幸せを感じる瞬間がたしかにあるのに常に切なさが隣り合わせの物語でした。
ページをめくるのが辛すぎて何度も目を背けたくなりましたが、ふたりの行く末を最後まで見届けたくて時間をかけてなんとか読み進めました。
フィクションですが、ほぼ歴史に忠実で登場人物も実在する人たちばかりです。
みんな眩しいほど人生を懸命に生きています。
一瞬一瞬を後悔のないように生きていく姿を見て、自分も頑張らなくては!と思わずにはいられないほど。
今まで読まなかったことに後悔しています。
大好きで大切な作品になりました。