最近はマヌケな主人公って、少ないのが主流だと思う。優柔不断とマヌケさでピンチを招く主人公とラブコメ盛りだくさんは古いですね。今はリアリティのためには最善の行動をとって、その上で起こるピンチとかが主流だし、だからこそ没入する臨場感やリアリティが出るわけで。
狙われてるのに、ラブコメ展開で別行動をやって、ヒロインがピンチって90年代の漫画じゃないんだから、って思うし。
ここ10年でラノベは読者とか作品が進歩したんだなーと感じました。読めるか読めないかで言えば、読める。ただ、無駄にラブコメパートが長いため、メインストーリー部分は薄い。果たして、現在、主人公の優柔不断とかラブコメの延長からのピンチ、しかも主人公が最強みたいな設定ではたしてリアリティがあるのか?という問題はあります。
いや、普通は最強に戻る努力するでしょ?この状況ならば。努力もせずに優柔不断で紙一重のピンチ的なストーリーから仲間もピンチだったりってこの流れは微妙な気がしました。読めるのは読めますよ。僕はラブコメ部分を飛ばしまくってますけれど。