ある会社の課長の佐々木伊織が、貴船というハーフの取引先の相手から向けられるなんとも言えない感情と感覚が籠る視線に、伊織は胸がザワザワとしていた。
普通ならば、女性相手に向けられる様な感覚が籠る視線で、その意味合いと自分の感情が交わり、複雑になっています。
最初こそ、貴船は伊織相手に対して欲を絡んだ視線で自身も戸惑いながらも伊織を見ることをやめられなくて、そのお互いの感情があることをきっかけに具現化していき、貴船は伊織と身体を繋げます。
無理やりなので、正直いいやり方とは思えないのですが、最終的にはお互いに思いあう形に収まります。
イラストが綺麗で、その場面が想像しやすくてお話を読んでいて感情移入できました。