このレビューはネタバレを含みます▼
自然に囲まれた中での里山暮らしでは、都会と比べると立地しているサービス業がかなり少ないがゆえに、自分自身で生活の根底を支える「衣食住」にダイレクトに向き合うことになるのは確実といえます。一番分かりやすいのが、まず住む場所である古民家を自らの手で改修している場面でしょうか。人手が少ないがゆえに進行速度はゆっくりとなりますが、自分たちの好きなものを好きな場所に自由に配置できるというのは魅力的に感じます。田舎暮らしを通して、その場所だからこそできる楽しみを見つけるというのも、良いと思いました。