攻め目線が多いBL小説は少ないと個人的に感じており、この作品は攻め目線のボリュームが多く、良いバランスでその時受けがどう考えているか受け目線でもストーリーが進んでいくので読んでいてとても楽しかったです。専門用語が多いというレビューもありますが、それは世界観を作り上げていくのに必要なの要素だと思うし、作り手が作品を生み出すまでに研究を重ねた結果だと思うので、私は素晴らしいと思います。むしろ弁護士同士というなのもありお互いの職業を理解し合っている雰囲気が醸し出されて良いと思いました。絡むシーンの間も雄弁なのは面白かったです。溺愛系糖度多めの恋愛を楽しみたい方にオススメです。牧山先生の作品は初めてお目にかかりましたが、大好きな作品になりました。そのほかの作品も読んでみたいです。