お話は作品紹介の通りなので青春王道ストーリーがお好きな方向けです。
甘くて王道ものを読みたくなったので手に取りましたが、こちらまで赤面しちゃうほどのくすぐったさこそばゆさがあり、後半に向けて居ても立っても居られないほど小っ恥ずかしくなりました。
その原因としては、とにかく登場人物がピュア率高めなのと昭和の青春ものに通じるベタな展開。2人はともかく、同級生達までもが親切でいい子なんです!途中から「私はなんて心が汚れてしまったのだろう‥」と気づいちゃうほどピュアが過ぎました。
今作を素敵なお話!と捉えるか否かは心の汚れ具合によるのかも。ちなみに、あとがき読むと作者様はとても心が綺麗そう‥。評価を下げて申し訳ないのですが、私にはある意味でハードルが高い作品でした。