あらすじは上で書かれている通りだが、発刊された2001年の前にも「ロリータ病棟」、「妹の恥唇 M調教に濡れて…」など、あまりに若い女をヒロインとした作品を相次いで刊行している。好みはそれぞれなので、テーマについてもの申すことはない。ただ本作品に関して言えば、上記の先行作品に比べ、藍川京らしさが前面に出てきているという点である。具体的には、先行作が、ヒロインに対して兄やそれ以上に親ほど歳の離れた男から一方的にいたずらされるという話が中心だったのが、本作ではヒロインが様々な経験を通して大人の女に目覚めていくという成長が描かれている。そして最終的にヒロインは処女から卒業できるかできないか、は読んでのお楽しみ。それ以前のロリータ作品とは明らかに進化している点を評価し星3つとする。