ネタバレ・感想あり太陽をなくした街のレビュー

水原とほる奈良千春

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椎の木さん

(女性/60代～) 総レビュー数：2979件

復讐

2020年9月4日

理不尽な両親の死に、復讐を決意した院生が国家権力の幹部と刑事の行動を調べて復讐に必要なものを揃えるというのはちょっと現実的ではないですがそれを差し引いても面白かったです。さぁ復讐はどうなるのかぜひ読んでください。奈良千春さんのイラストも良かったです。

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キキンヌさん

(女性/－) 総レビュー数：281件

復讐するは我にあり

ネタバレ

2025年1月24日

このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公の七生が元自衛官のかつてはスナイパーであった吾妻に復讐の依頼をすることからはじまるお話。この吾妻を探し出し、両親の死の真相にもたどり着く七生の粘り強さと執念がすさまじい。そして互いに苦い過去を持ちながらも共鳴し合うという関係性もよし。しかし復讐のために綿密に計画を練り、周到な準備にも余念がなく緊迫感が高まるなか、いざ実行に…となる最大の見せ場であろうシーンで、は？ちょっと、どういうこと。撃たんのかーいと呆気にとられてしまった。
中盤から一抹の不穏感はありつつもまさかの復讐せんのかいと。
愛する人の手を汚してほしくない…その気持ちは理解できます。もちろんそれは至極まっとうなんですが、肝心のターゲットである「傀儡」は野放し？ラスボスは？散々匂わせておいてそこは有耶無耶のままなのかと全くカタルシスを得られませんでした。途中までは読み応えありだったのに、こんな肩透かしってありなのか…
せめて物語の中でくらいは意趣返しをしてこそだと感じてしまう

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作家名：水原とほる / 奈良千春

ジャンル：ライトノベル BL小説

出版社：幻冬舎コミックス

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