ネタバレ・感想あり微熱の予感のレビュー

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表紙絵が古いけど話は良かったです
ネタバレ
2025年8月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 養父の会社を継ぐことだけを念頭に生きてきた19歳の攻。友達が、自分の従兄弟で高3の受が可愛く、来年同じ大学に入ったら周囲に狙われると懸念して攻に紹介します。利にならないことはしない攻に悪印象を持っていた受は勉強を教えてもらう内に親しくなり、やがてそれが恋情だと気づきます。でも徹頭徹尾クールな攻には、唯一構い周りからも恋人と認識されている人がいて…。

高3受の視点で話が進みますが、攻や第三者視点もあるのでストレスなく読み進められます。「ここでこの人はどう思ったのか」と悩むことなく、視点切替で相手の考えや気持ちがすぐわかるのですね。
攻は両親を亡くし養父の跡継ぎのみを目標として育ちますが、受と関わる内に「受が欲しい」と人間らしい感情が芽生えます。けれど初めて生まれた執着が振り切れてて、受を拉致して強〇し耳に穴を空けて自分のピアスを装着させるサイコっぷり。
本当はこの時に受も攻が好きで厳密には強〇ではありませんが、攻には本命がいて自分は2番と思っているので両片思い状態で。
一度ならずまた受を拉致したのは攻の20歳の誕生日。会社よりも受を取り、拉致した受に「未成年拉致、強〇、耳への傷害で通報してもいい」と伝え、そこでの会話でやっとお互い好き合っていたことがわかるのでした。

この先生の作品が好きなので指名買い。こちらは絵が好みではなくてずっとスルーしていました。1997年作品ですが古さは感じなかったかな。
リンク作品は
 1.まばたきのスリル
 2.パーティーがはじまる
 3.めまいの夜 です。
「受への執着心と独占欲の強い攻」が定番の先生なので、私はとても良かったです。エロもしっかりありますし(笑)
リンク作品は攻の義兄と周囲が攻の恋人と思っていた美人との話ですね。
こちらも面白くておすすめです。
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面白いんだけど
2018年3月13日
どうやら、スピンオフ?2作目?っぽい。
脇役で出てくるカプ(受けだけ。攻めは名前のみ)が気になる。
電子では見当たらない。。。

なかなか、どちらも恋愛に発展しない展開で。んん??と思ってましたが。
攻めがい~感じに壊れてくれました!!なるほど、こう強引に持っていくのか~~って、ニヤニヤ。
攻めがおそらく当て馬であったろう1作目が読めてれば、あのクールってより人間味のないキャラが壊れる様に味わい深く感じれたんじゃないかと。
受けも可愛かった。父親&異母兄や血のつながらない従兄に溺愛されるのもわかる素直さが良かった。

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ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 白泉社
雑誌: 花丸文庫