（小説）
面白かった！
やっぱりこの作者さんのお話、好きだな～。
motherを皮切りに鬼子や兄弟シリーズを読みましたが、どれも良かった。
ありきたりな話はなくてどこか少し変わった設定や展開で面白く、文章も違和感がなくて好きな作者さんです。
病み系な執着のお話が上手な方で、今回は病むほどではないけど、やっぱり一途を通り越した執着のあるスパダリ系のハイスペック兄弟（笑）。
そんな兄弟にモテモテの主人公。
母子そろって美人だけど、病弱な母のために一生懸命な苦学生でまっすぐな性格が気持ちいいです。
ちょっとビッチな発言もあって？？だったけど、サバサバした性格なのである意味男らしいのかなと悪くなかった。
優しそうな兄は実は意地悪だけど、聡くて頼りがいがある。
愛想のない王様な弟は、一途っぷりが可愛い。
3人ともタイプが違うけどそれぞれカッコよくてキャラがイイ。
体からはじまっていて、少しずつ主人公の心境が変化していくのがじんわり切なくて良かったです。
ラストはなるほどね～（笑）的なほっとするエンド。
贅沢言うなら、数年後の未来の3人の話も読んでみたかった！
＊表紙＆タイトルのようにガチで3人のお話です。
そしてみんな元はストレート、なのに（笑）。。。
女性たちはそんなに嫌味のない登場ですが、複数が苦手な方にはご注意を。
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