ネタバレ・感想ありサウダージのレビュー

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趣味と性癖で読む話です。
2019年9月8日
一言で言うなら監 禁されて絆される王道話です。10年以上前の小説なので、作者ももっと熟れた話を書かれています。でも気が強く一本筋の通った受が落とされまいと葛藤する姿に萌え滾りました!(笑)傲慢攻相手にかなりのツンツン振りですが、そういう性癖の方には王道であるからこそ嵌ってしまうのではないかなと思います。アルゼンチンタンゴに馴染みの無い方は一度視聴されるとより世界観に浸れますよ。
美しい愛の物語!
2018年5月19日
まず、文章がとても綺麗です。情景をしっかり描きつつ読んでいてダレることもありません。
作者さんが現地に取材に行かれているということもあり、舞台であるブエノスアイレスの街の風景や空気感がしっかり伝わってきます。
マフィアの抗争というのがひとつテーマとしてある作品ですが、ドンパチやるシーンもほんの一部で、基本的には敵対していた主人公二人が次第に心を通わせていく物語なので、マフィアものやヤクザものが苦手な方でも読みやすいです。
ブエノスアイレスのマフィアのアンダーボスにまで登りつめ闇の世界で生きる男と、行方不明の兄を探しにやってきた日本の刑事。交わることのなかった二人の人生が故郷を懐かしく思う気持ち、今はもう手に入らない時間を恋しく思う気持ちを介して深く共感していき情を通わせる様に胸が熱くなります!
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タンゴがキーワードかな?
ネタバレ
2017年7月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 男同士でタンゴを踊る。 男女よりも色っぽく感じる。 警官とマフィア本来なら天敵とも言える間柄であり、受けは反発を続けそれでも否応もなく攻めに惹かれてしまう‥。そして最後には破滅させられてやる。とまで‥

途中で攻めが受けに薬物(媚薬系)を使い、受けは悶え苦しみながらも「薬物にだけは落ちない!」と最後まで抵抗。そんな受けの強い精神を見て攻めは完全に惹かれてしまったな‥と思いました。 迷いながらも強い精神を持つタフな受けは好きなのでそのシーンはグッときました。
攻めも大人の男の逞しさと色気があって好きです。
上記シーンからの「まいったな‥‥‥私をだめな男にしてしまうのか」で2人にハマりました。

どんな作品だろうが賛否両論ある。それでも私はこの作品が大好きです。 ブエノスアイレスに行ってみたくなった。
繋げた手のひらから伝わる心
2023年6月18日
兄に伝えたい事があって訪れたアルゼンチンで思っても見なかった人生を歩むようになってしまう朔弥。レオンに惹かれながらも認められない意固地なかわいい男なのです。ちょっとウブなのかも。レオンはまっすぐきてると思うんです。立場を考えたら。やり方はどうあれ。それが朔弥と幸成を守ることにもなるわけなのです。マフィアのアンダーボスの辛いところですね。本心や本音を簡単に表に出せない…。モヤモヤしてる気持ちも手袋を外した時にちゃんと伝わるのですね。円陣闇丸先生のイラストがカバーだけ!は辛い…。
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攻め様に肩入れしてしまう
ネタバレ
2020年5月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作品全体にタンゴが流れていて夜のブエノスアイレスの危険で官能的な雰囲気が漂っています。そんな中で、生まれた日や年齢さえもわからない攻めの寂寥感が胸にきます。いくら男前な受けでも、この攻めとどう生きて行くのか、受けの家族愛や、事件等も絡めて、楽しめました。信頼はしているけれど、馴れ合いは無い、情熱的で、でもどこかもの哀しい、最後まで、そんな2人でした。
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良かったです。
2019年5月16日
作者さんが、ブエノスアイレスに取材に行かれているって事で、風景や空気感が感じられて、とても良かったです。
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タンゴ…よき。
2019年4月23日
天使のミロンガとロコのバラードを聴きながら読了。華藤先生流石…!とブエノスアイレスの哀愁漂う情景を噛み締めました。虎王の~の10年ほど前の作品なだけあってやや展開や諸々に、今の成熟された華藤先生の作品を読んでいる身からするとちょっと物足りなさを感じつつも、楽しむことができました。またアルゼンチンタンゴが流れる作品が読みたいです。
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セピア色の外国映画をみているようで…
2018年1月5日
非常にずっしりくる作品でした。外国映画のようで正直ちょっとくたびれました。でも勝ち気でプライドの高い受けと孤独でSな攻めとの関係が良かった!Hシーンも割りと多め。願わくば挿絵があれば最高だったのに…残念!
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