（小説、1冊読みきり）
吉原のちょっと切ない色子たちの恋をつづる花降楼シリーズ。
＜1君も知らない邪恋の果てに→2愛で痴れる夜の純情→3夜の帳儚き柔肌→4婀娜めく華手折られる罪→5華園を遠く離れて→6媚笑の閨に侍る夜→7白き褥のみだらな純愛→8愛しき爪の綾なす濡れごと→9﨟たし甘き蜜の形代→10恋煩う夜降ちの手遊び→？＞
本作はシリーズ2冊目愛で痴れる～に登場してた岩崎さんのその後の話です。
蜻蛉とのことをひきずっているだけあって、なかなか痛い人。
そんな岩崎に可愛がられて育つ椛ちゃんが一途で可愛い。
ラストはなんとか幸せになって良かった。
話中良く出てきた先輩の藤野の話が、次の10冊目恋煩う夜降ち～です。
本作とはやや同時進行。
椛ちゃんも脇役で登場してます。
このシリーズは1冊が短めでさくっと読めるわりには、ぐっと惹きこまれるお話ばかり。
小説や長編が苦手な方にも、ぜひオススメ！
どれも後日談が欲しくなります。
5冊目みたいにまた後日談集出して欲しい！
レビューを書く
レビューをシェアしよう！
ERR_MNG