ネタバレ・感想あり金田一耕助ファイル 全22冊合本版のレビュー

(4.5) 2件
(5)
1件
(4)
1件
(3)
0件
(2)
0件
(1)
0件
金田一全部盛り
ネタバレ
2025年4月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 電子だからこそできる金田一シリーズ全部盛り。
犬神家も入ってる。
自分の記憶の中で犬神家と八つ墓がどうも混ざってたようで、火傷の後がある青年と押しかけてくるおっかない三姉妹(若作りにけっこう無理がある)父親に愛されなかった娘は何を求めればいいんですか、となんか誘拐された娘と誘拐した男の話が混ざっていた。
今回、犬神家があのスケキヨの話とはっきりわかりました。
しかししばらくしたらまた混ざりそう。
映画になると話変わったりなんか混ざった?みたいなのもあった気がします。
遺産相続の愛憎劇、じっちゃんの話見てると孫の話は本当にここから来てるんだなとみょうに納得しました。
はじめちゃんのビジュアルであの漫画家さんにコミカライズしてほしい。
いいね
0件
お薦め出来ない作品も入っていますが
2021年1月5日
この合本版に収められた作品の中で、
『八つ墓村』『本陣殺人事件』『獄門島』『犬神家の一族』『悪魔の手毬唄』はファン必読の名作でしょう。
また、『悪魔が来りて笛を吹く』『夜歩く』『女王蜂』も娯楽作品として楽しめる作品だと思います。
異色作の『仮面舞踏会』、短編集『人面瘡』『首』も、ぜひ読んでおきたい作品、作品集。
一方『白と黒』『悪霊島』『病院坂の首縊りの家』は、いささか冗漫の気味のある作品。
最後に、『悪魔の百唇譜』は作品のクォリティという点で、決して、お薦め出来ない作品。何故この作品集に加えられたのか理解に苦しみます。他に、もっと相応しい作品があるはずなのに。
レビューをシェアしよう!