(小説、電子限定おまけ新森視点 愛して、純情 付)。
思った以上に楽しかった(笑)。
消防士2人の話で、がっつり消防署が舞台。
いたずら通報、放火、訓練の話などあまり知らない世界だったので面白かった。
レスキューもするから体力勝負で時に命がけ、自衛隊並み(?)に体鍛える体育会系な人たちなんですね~。
主人公が乙女かよ?と大事に初経験を好きな人にとっておいてる、ある意味純情な単純直情お馬鹿。
先輩、同期、ちゃっかりな後輩にまでからかわれまくりで可愛いキャラ。
なんで嫌いな相手をそこまで好きになったのか?
そこがいまいちわからなかったけど、あまりにも単細胞なお馬鹿っぷりが可愛く楽しく、だんだん気にならなくなりました(笑)。
新森がただのイヤミな奴かと思いきや、後半ツンデレさが可愛くなってくる。
贅沢言うなら、もっとデレデレになった話も欲しかったなー!
ワンコ健気なヨメっぷりとか汚部屋のその後、未来の話も読みたかったです。
続刊もう1冊あったら、ぜひ読みたい!
<おまけショート>
あとがき曰く、後から雑誌(2013年CIEL11月号)に新森視点のショートを掲載されたそうです。
短編タイトルには電子限定短編とありましたが、あとがきの後に収録されていたので、たぶんその短編が、電子のみ収録されているのだと思います。
深みはそんなになく星4,5くらいですが、主人公がアホ過ぎてややコミカルな読み心地が楽しく、おまけ星5で。