藍川京作品の愛読者のやなぎやこ。本書のトップを飾る氏の「代理人」につきレビューします。代理人とは? それはヒロインの社内不倫相手が海外赴任することになり、代わりにヒロインの躰の渇きを慰めるためというまことにお節介な考えで不倫相手が推挙した男のこと。ヒロインは代理人と会うが、すぐに開戦とはならず、ヒロインは一度帰宅するなどして読者を焦らす。これが決してダラダラとならず、ほどよく読者の気分を盛り上げる効果となっている。そしてようやく一戦に及ぶが、プレイ内容も盛り沢山かつ情感たっぷりの大人のSEχが演出されていて佳作と言って良い。だが、他の著者の作品を読んでおらず評価資格がないため、ニュートラルの意味で星3つ。