１巻221ページ、２巻241ページ(表題作158P、スピンオフ57P)。イラスト有り。26歳×18歳。西洋風で王族×王族のある意味で偽装花嫁ストーリーです。受が末っ子で可愛がられ育てられた王子でのびのび自由で手のかかるタイプなんですが、末っ子故に愛嬌と相手を籠落させる可愛さを備えています。そんな姿が魅力的にコミカルに描かれていて楽しく読めました。１巻のみならば☆５評価です。元々続編が決まっていたシリーズものの続巻といった風ではなく１巻でしっかり終わった後に続いた２巻という感じです。２巻ではメイン二人が１巻後に甘々な生活を送るストーリーの新たなスパイスとして別カップルの問題が入ってきます。２巻後半にはスピンオフ的に別カップル視点のストーリーも入っていて、スピンオフの方は25歳×30歳で主従格差の組み合わせでメインとは全く違うパターンの組み合わせです。あえて似たような組み合わせにしなかったのかも知れませんが、１巻からのキャラクターのイメージもありスピンオフカップルにあまり興味はもてなかったです。スピンオフならスピンオフにはっきりしていないため、どっちつかずの内容で個人的には両方中途半端な印象になり残念でした。両方好みの人にはサクッと読めて二度美味しい２巻だったと思います。
レビューを書く
レビューをシェアしよう！
ERR_MNG