ネタバレ・感想あり月の欠片のレビュー

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ちょっと泣いた
2023年1月22日
星の王子さまを読んだことがあったけれど 幼すぎてあんまり理解して 心に染みて来なかったな□
年の差とか 事故とか 家庭環境とか
色々が交わり恋が始まる。
友達のアシストも流石だった。
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献身愛
ネタバレ
2018年11月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めての作家さんでしたがタイトルと表紙絵に惹かれて購入。私的には受けが目覚めてからの2人のあれこれより、眠り続ける受けのそばで後悔したり懺悔したりしながら大人になっていった攻めの切ない描写の方が強烈です。早く起きて欲しい笑いかけて欲しいと信じてもいない神様に8年間も祈り続けた攻めの想いが切なくて、読むのが辛いほどでした。多感な時期を眠ったままの無抵抗な受けのそばに居続けた事で攻めの独占欲は異常なまでに強く育っていったのかもしれません。2人が言葉や想いを伝え合うシーンでは"星の王子さま"という童話がとても効果的な使われ方をしており、攻めの気持ちに童話の中の言葉を使って応えるシーンが印象的です。攻めを受け入れたのは単に情愛からで、決して恋愛感情ではないようにも思えますが、これからのたくさんの時間を共に生きたいと願うラストがよかったです。
チグハグ
ネタバレ
2023年12月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 攻の幼少期から事故までの攻視点の話がすごくリアルで、痛々しい。
攻にとっての受が、神様みたいな絶対的な存在になってしまったこともよく分かる。
ACの典型なんでしょう。自分だけを見て欲しくて愛情を試すような行動を繰り返してしまう。
よく知ってる感情だから、生々しくて苦しくなったんだけど。。
でもこれ、基本は受視点の話なんですよね。
浦島太郎な自分に混乱して、現状を受け入れて将来の不安に立ち向かって、そんなグラグラな自分を叱咤しつつ毎日生きる大変さ。は、すごく分かる。
その辺はすごく丁寧に描かれてて、リアルでした。
ただ、なんで恋になったの?ってなったらふわふわしてて、星の王子様の引用は上手いなって思ったんだけど、感覚的な部分に訴えてる感が拭えず。
現実なんてこんなもんかもしれないけど、小説であるならば攻の過去を過去としての記述で終わるんじゃなくて二人の認識としての何かが欲しかったり、受の攻に恋をしていく過程が分かりやすく欲しかった。もしくは、受視点だけの話にしてもっとふわふわした話で良かったんじゃないかな。と思う
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ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: 二見書房