ネタバレ・感想あり文学好きの家庭からのレビュー

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伯母フキへの感謝の念
2021年7月3日
今日の自分があるのは伯母のおかげ、との感謝の一文に胸打たれました。母親の事は大変不幸な出来事ですが、聡明で教育熱心な伯母の元で育った事で数々の名作が生まれたのかもしれません。
しかし真面目で秀才過ぎるがゆえ、追い詰められてしまったのも否めません。どうあることが芥川龍之介にとっての幸せだったのか...と、どうにもならなかった生い立ちに胸が痛みます。
もっと随筆を読んでみたいと感じました。
2021年7月19日
平凡な自分とは違い家柄、、容姿、知性と才能全てを持っている憧れと同時に劣等感を感じさせる作家。
そのたった一つの共通点が本好きな環境で育った事。
もう少し詳しく知りたいと思わせる終わり方が、余韻と想像を持たせるのでしょうか。
初めて読んだ小説が泉鏡花だとは、本当に敵わないわけです。
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作家名: 芥川龍之介
出版社: 青空文庫
雑誌: 青空文庫