ネタバレ・感想あり黄村先生言行録のレビュー

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いい意味で太宰治のイメージと違う
2019年10月17日
村上春樹の「ノルウェイの森」を読んでフィッツジェラルドを読みたくなったが如く、久住昌之の「野武士のグルメ」を読んで太宰を読みたくなった。主人公がこの作品を読んでの感想が金鉱脈を発見したとまで言っていたので食指を惹かれてカートに入れ、アプリにダウンロードしたらもう大正解、夢中で読み進めて他の作品にも手を出しているところである。思えば、人間失格でも太宰は表面的には他人を笑わせる人気者と述懐していたし、表に出た作品の多くはそういった面の発露であつたのやも知れぬ。
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作家名: 太宰治
出版社: 青空文庫
雑誌: 青空文庫