ネタバレ・感想あり本州横断 癇癪徒歩旅行のレビュー

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週刊誌を見ている気で読める作品です
ネタバレ
2018年4月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 冒頭で紹介されるメンバー以外に主人公はなく、ずっと同じテンポで読み進むことが出来軽快に読めた。文字数も多くなく、空いてる時間に小旅行気分が楽しめ、忙しい現代人にも気楽に読めるので手頃です。一人称で語られるストーリーは内容は多くないが、あっという間に追体験を楽しめた。昔の人の会話も読め、知らない言葉が出てくると知的好奇心が擽られます。
つまり、読みやすいと言うことだが、ストーリーの読ませ方にも読み易さの理由があります。例えば、村の人の書かれた当時の様子など、今の科学文明が発達している社会に生きていると関心が無い事です。しかし、政権批判をすることで時代を越えても解る話が盛り込まれ、当時の村の様子にも関心が注がれると言う具合です。
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作家名: 押川春浪
出版社: 青空文庫
雑誌: 青空文庫