ネタバレ・感想あり『春と修羅』のレビュー

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無料
2025年6月30日
宮沢賢治の詩作品で、なかなかむずかしそうだから手が出なかったのですが、無料なのでチャレンジしやすいと思いました。「ビブリア古書堂の事件手帖」でもネタになった作品です。
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繰り返し読んで味わいたい詩
ネタバレ
2023年6月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 宮沢賢治の創作時における、着眼点の広さを感じられる詩集です。この時代においても、宇宙や自然など、森羅万象に関連する出来事に興味を持っていたことがわかります。また心情描写と表現技術の並立が印象的であり、中でも『永訣の朝』では、兄である彼がどれほど妹を愛していたのかを深く感じられるとともに、「あめゆじゅとてちてけんじゃ」という言葉を繰り返し用いたりするなど、読者や詩の聴き手の意識が自然と集まってくる工夫をみることができます。
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作家名: 宮沢賢治
出版社: 青空文庫
雑誌: 青空文庫