ネタバレ・感想あり名残り火のレビュー

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『てのひらの闇』の続編
ネタバレ
2026年3月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 藤原伊織の遺作にして、『てのひらの闇』の続編となる本作は、円熟した筆致と研ぎ澄まされた人物造形が際立つ一冊

親友の死を起点に展開する物語は、一見すると王道の枠組みに収まりながらも企業社会の歪みや人間の業を鋭くすくい上げ、読み手を深く引き込んでいく‥
とりわけ堀江という男の、実直さと危うさが同居する人物像は鮮烈で、その行動の一つひとつに熱を感じます
脇を固める登場人物たちも生き生きと息づき、作品世界に厚みを与えている👌
軽妙なユーモアとほろ苦い余韻が絶妙に交差し、読み終えたあとには静かな余熱が残る

これ以上新作が読めないという事実が寂しいです
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この作家の作品が一番好き
2017年3月3日
ハードボイルドでストイックな主人公の魅力がふんだんに描かれており、とても読みごたえがある。この作家さんの遺作になった作品かな。亡くなられたのが残念でならない。他の作品もどれも素晴らしい。
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作家名: 藤原伊織
出版社: 文藝春秋
雑誌: 文春文庫