最初に1巻を読んだ時は可もなく不可もなくという感じでした。その後続刊が出てもしばらくはそのままだったのですが、完結したのを知り、なんとなく2巻目を購入。だんだん続きが気になり、結局全部読みました。
全体的に良くまとまっているお話だと思います。紳士だと思っていた旦那様が、実は粗暴な魔物使いで、対する主人公も冒険が好きなお転婆な女の子。怖いもの知らずで無鉄砲に振る舞うのは、実は昔、魔物に記憶と感情を食べられていたからだった…というお話(略しすぎ)
登場人物はみんな個性的で、私は特に執事のマーティンが好きでした。