ネタバレ・感想ありひらいてのレビュー

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思春期
ネタバレ
2025年5月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 思春期独特の無敵感だったり特別感を持った主人公が恋した相手が目立たない地味な男の子っていうところ。
自分の恋さえ普通の子たちとは違うって言うのも主人公にとって酔わせる一種だったんじゃないのか。
けれど彼にクールに拒絶されて、悪意はない彼のその言葉が彼女に刺さり、羞恥心から彼の恋人に手を出してしまうっていう.......。

後半は「ページ足りるのかな」って思うくらい怒涛のたたみかけ、だからと言って駆け足な展開ではなくて。
これは彼女にとって青春の1ページになるのかな。

読み応えのあってとても良い作品でした。
幅広い年代で読んで楽しめる作品だと思います。
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身勝手に傷つけ、傷つく
ネタバレ
2024年9月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 激しい気性の主人公・愛は好きな男の子”たとえ”の交際相手が美雪だと知り、二人の交際があまりに穏やか(高校生だから・・・)なのに苛つきます。そしてなんと!美雪の唇を突然奪う暴挙に!・・・しかしこの理解不能なところが、いかにも作者らしいと感じる一作です。
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面白い
ネタバレ
2024年3月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 綿矢りさは笑わせる作家だと思いますが、これもけっこう笑えました。そしてこじらせるにもほどがある片思い。でも、好きな人の彼女と寝てしまう、というのは、あり得なそうで意外にありえる欲望かも。
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実写化されるということで
2021年5月24日
実写化されるということで気になって読んでみましたが、個人的にはあまり好きになれなかったかな
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作家名: 綿矢りさ
出版社: 新潮社
雑誌: 新潮文庫