昼はインストラクター夜は防犯(夜回り)隊で町の安全を守る大悟とバーテンダー青磁のストーリー、前後半の2部仕立て。前半は出会ってから気持ちが通じるまで、後半は心身が結ばれ新たな門出が描かれています。
前後半ともちょっとした事件が起こるので面白くて一気読み。ちゃんとBがLしてますが、大悟にとっては実父、青磁にとっては姉の存在が各々の人生に影を落とし、唯一の家族だからこそ本人達を悩ませます。実父や姉だって息子や弟の幸せを心から望んでいただろうに。。途中までそんな家族への想いが切ないですが、わだかまりは解消されるので読後感は良かったです。
終わり良ければ〜で甘めの星5。後書きにもあった「午前5時のシンデレラ」、シーモアさんでも扱って欲しいです。