ネタバレ・感想あり秘密のレビュー

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【販売終了のお知らせ】

本作品は諸般の事情により販売終了させていただくこととなりました。ご了承くださいますよう、よろしくお願いいたします。

もっと読みたいっ泣!*講談社版との違い
2017年7月10日
(小説、秘密+秘密2+秘密3、あとがき付)。

一般小説で割安な講談社版もありますが、どれほど違いがあるかわからないので、原作と思われるBL誌のHolly NOVELSで購入しました(*違いについては下記参照)。

重く切ないテーマと、読み手の想像がつかない巧妙な展開とエンドが上手で、その重厚な読み応えが病みつきになった作者さま。。
本作はそこまで身を千切られるような苦しさは少なくライトな読み応え(≒読みやすい)ですが、他の作者さんに比べたら重さはあります。

1,2,3と区切られてますが、3部作。
それぞれ、視点、時間が変わります。
最初は、なんじゃ、この問題児コンビは!
と本人たちは超シリアスにもかかわらず、読み手はコメディかよ、と感じるような可笑しさがほのかにありますが、後半は意図が少し変わってきます。

充の健気な一生懸命生きる姿勢に、心が打たれました。
贅沢言うなら最初の主人公、啓太の奥行きがもっと欲しかった!
充はわかったけど、啓太は??
彼の問題点に照らしたストーリーも読みたかったです。

作者様。。。
どうか、この話の肉付け的なストーリー、もっといただけないでしょうか?
いつかでも良いです。。。
途中番外編、後日談、続編、なんでも良いです、書いてください!!!
作者さま、担当者さま、平にお願いですっ!

<*余談、出版社の違い>
いくつかの作品が一般書籍の講談社でも同タイトルで発刊されてます。
作者さんの有名作、美しい人を購入時に散々調べましたが、どうやらBL誌と講談社版では全く同じではないようです。
講談社版は一般書籍なのでお徳ですが、後日談が入ってなかったり(これの読み逃しはもったいなさ過ぎる!)、文章も若干違うようです。
本作は目次で見ると、講談社もこのHolly版も秘密3までは同じ、違いはあとがきだけですが、書き直しもよくされる作者さんのようなので、どれだけ内容に違いがあるかはわかりません。
作者さんファンの方なら、安易に安いからと講談社版での購入はオススメしません。
違いを確かめてからどちらで買うか、選んでください。
運命の人
2017年2月9日
サスペンスのような流れから始まるので、啓太の秘密が気になりながら読み始めましたが優しくて不器用な充との出会い、充がそれまでどんなに困難な道を歩んできたか、充の家族絡みは泣けます。弟に託したプレゼントに添えた手紙の一文に涙が溢れました。リアリティあり、家族愛あり、想像がつかない展開、そして最後は小さな光が見える。心打たれる作品でした。
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作者買いですが☆
2016年12月18日
続きが気になって一気に読んじゃいました。明日寝不足です☆ギュンってなる所は少なかったけど後半ジワってきました。凄く良かったです\(`ω`)/半額で買ったけど定価でも充分楽しめたと思います!!!!!!
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軸が定まらず
ネタバレ
2017年7月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 啓太の秘密は核心に触れる段になると靄がかかるので、早い段階で予想が付いた。充の問題と啓太の秘密どちらも思わせぶりで匂わせたまま、セッ○スだけは沢山しながら話が進んでいきます。ストーリーの軸が啓太も充も…と定まらず入り込みにくい。木原作品の割に途中止まったり斜め読みしてしまった…。今まで読んだ四作は辛くて読めない事はあってものめり込めていただけに残念。

秘密2、秘密3は一見感動の大団円へ…ですけど、そもそも充が一方的に酷い目にあっていたし、土下座…は言い過ぎですけどそれ位して謝り倒して会いに行く所じゃない?充が行動する前にさ!と事情を知ってからも何もしなかった母親と姉に怒りが湧きました。だって弱い子供を見捨てたんだよ…酷すぎる。

うーん、木原さんもあとがきでスッキリしないようでしたけど私も一冊通してスッキリせずモヤモヤした物が残りました。
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作家名: 木原音瀬 / 茶屋町勝呂
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: スコラマガジン
雑誌: Holly NOVELS