ネタバレ・感想あり檻の外のレビュー

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【販売終了のお知らせ】

本作品は諸般の事情により販売終了させていただくこととなりました。ご了承くださいますよう、よろしくお願いいたします。

目が痛い
2018年9月16日
作品の説明の意味を考えず購入したら、なるほどこういうことか…文字の大きさを変えたくてもただの拡大になってしまって、ひたすら画面を擦りながら読む羽目に…それが煩わしくて死ぬほど小さな字のまま読みました。ごめんなさい、泣いて目が痛いのではなく。今日一晩で確実に視力が落ちました。と言っても内容が素晴らし過ぎるので星5つ以外有り得ません。もう言葉も見つかりません。作り物の話はどこか冷めた目で娯楽の為に読んでいました。喜多川も堂野も、そして他の登場人物もどこにも存在していない筈なのに、私は彼らからたくさんのことを学びました。生身で生きてる人間達のちっぽけなことよ。
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名作
2018年9月4日
箱の中の続編です。
ラストは涙が止まりませんでした。
ところどころに深い言葉が散らばっていて、色々考えさせられました。木原作品もっと色々読んでみたいと思いました。
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深い内容で感動しました。
2018年6月30日
こんなに心に残る作品は久しぶりでした。色々な事を考えさせられる素晴らしい作品でした。
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ああ素晴らしい
ネタバレ
2018年6月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ ようやく見つけた堂野には妻子がいて、家族ぐるみの付き合いをするようになった喜多川。このままどうやって話が進んでいくの?あっ奥さんに男の影……ええっ!!そんな……穂花ちゃん…。
大人の身勝手な事情で死んでしまった娘を誰も純粋には追悼出来ない中、喜多川だけはフラットで、ただただ穂花の死を悼んでいて堂野もようやく泣く事が出来るんですね…この時喜多川と生きて行こうと決める、と。
大事な娘の死をもってしてようやく結ばれる…という残酷すぎる(個人的に反則ギリギリの)展開。並大抵の作家様では扱えない(描き切れない)部分だと思うんですけどね…木原さんは読み手が必要以上に心が揺さぶられないよう淡々と書き上げています、ほんとすごい…。

この大きな転機の後は喜多川の物語に。喜多川視点や堂野の息子視点で喜多川の幸せな人生を見届ける事が出来ます。あたたかい気持ちになるエピソードばかりですが涙で前が見えなくなる事も多々あって(印象的なシーンやセリフが沢山で全部書き出したいくらい!)……要するに素晴らしいということですね(笑)

この作品を生み出した木原さんに感謝!!
素晴らしい
2018年4月3日
講談社文庫の「箱の中」を購入したのですが、後日談である書き下ろし2編が読みたい為に買い直しました。
読み終わって数日経って、その間に他の作品も数冊読んだのに、今でも日に何度も堂野と喜多川の事を考えてしまいます。
それくらい心を持って行かれる作品でした。
号泣
2018年1月14日
思わず泣いてしまいました。
何度もじっくり読み返したくなる内容です。
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感動しました
ネタバレ
2017年12月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビューを読んで深い内容の素晴らしい作品であると沢山の方が書かれていたのですが、前評判通りの素晴らしい作品でした。

心に深い傷を負いながら子供のような純粋さを残している受刑者の喜多川が、刑務所で堂野と出会い愛を知ってしまう事からその苦しみが始まります。
辛い境遇で育ちながらも、自分を徹底的に無価値に扱う事で何も感じないようにして生きてきた喜多川。
しかし堂野と出会い、愛を知ってしまった事で苦悩する日々が始まります。
同性愛、殺人という過去、愛されなかった心の空洞、その全てを抱えながらそれでもただ直向きに堂野を求め全てを犠牲にする覚悟で彼を想い続けます。
そんな彼の健気さと切なさに何度も胸を締め付けられました。
読んでいて苦しいです。涙が止まりません。
この本は3つのお話で構成されていますが、3つ目の堂野の子供の目線から描かれた作品、ここにこそ喜多川と堂野という人物の素晴らしさ、胸を打つような優しさが溢れています。
人はどう生きるべきか?そんな問いかけのヒントがあるように思いました。
人として、大人として、そして子供を育て守る立場として、あるべき姿、大切なものとは何なのか?
世間で言うところの価値観や善意、常識にとらわれず愛とは何なのかと改めて考えたくなる作品です。

都合のいい甘さなんてどこにもない。
生きる事の厳しさを実感させられますが、それでも決して絶望だけじゃない。
人は救われる事ができる。
過ちを犯しても、どれだけ不運が続いても必ず救いはある。永遠に報われないなんて事はないんだと感じさせてくれました。
本当に素晴らしい作品です。
こちらの作品だけでも充分完成されていますが、
前作の『箱の中』も必ず合わせて読んでいただきたいです。
素晴らしい作家さんに出会えて良かったと思えるお話てした。
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どうしてこんな話が書けるのか、木原さんは
2017年9月17日
必ず「箱の中」を読んでから、「檻の外」を読んで下さい。ふたりの心情がずっしり読者の心に響きます。作中のあらゆる風景をはっきり想像させてくれる綿密なな描写、セリフ、展開、すべて完璧な本だと思います。私は号泣でした。木原さんの本をほとんど読んでますが、号泣したのは「檻の外」だけです。木原さんの素晴らしいところは、どの本もBLとしても文学としても読ませるところです。軽く読めてエロいだけのBLもたまにはいいけど、ちゃんとした物語として本を読みたい方にぜひ読んでほしい。講談社版「箱の中」(檻の外も入ってます)も読みましたが、蒼竜社の「檻の外」の書き下ろし2作が入っていないのでだめです。
人生
2017年9月7日
本当に色々な出来事が起きるけれど喜多川が自ら選んで歩んだ人生が丁寧に描かれています。この本ではピュアで優しい正直な喜多川の人柄を、堂野や堂野の息子を通して見ることができます。刑務所での出会いが喜多川の人生観を変えたという事実が所々に突き刺さっています。そしてラストは涙が止まらなかった。
BL界の芥川賞に納得
2017年6月8日
圭さんの魅力溢れる一作となっています。結構内容は重いと思うのですが、あっという間に読めます。そして暖かい気持ちで溢れます。こういうことはなかなか有り得ないと思うのですが、あるかもしれないし、何処かであるんだろうなと思います。圭さんに星五つです。
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涙が止まりません
2017年4月4日
久々に泣かせてもらいました。
喜多川という男の一生に拍手を贈りたい。

奥さんは最後まで好きになれませんでした
泣いた!
2017年3月23日
箱の中 1作目 そしてこちらと読みました。泣いた。ボロボロ泣いた。喜多川が切ない。でも この男を受け止めた 堂野,懐が深い。とにかく深く重く悲しく美しい。でもハッピーエンドが最高に嬉しかった
読んじゃった。
2017年3月21日
引き込まれて、どんどん読み進めてしまいました。良かった!でも、何度も棚から出して読む作品じゃないなぁ。でも、また引っ張り出して読んでしまうでしょうけど。
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感動の完結編
2017年3月12日
喜多川の不器用で子供のような優しさも勿論ながら、堂野の誠実な男らしさに胸を打たれます。喜多川曰く『俺よりもずっと優しく、賢く、正しい』。間違ったことはしていないという信念のために自分や家族の人生を半ば棒にふり、痴漢冤罪で実刑喰らった男だけあります。
涙なくしては読んでられない、辛い事件も絡めながらの展開ですが、目を逸らさずに、ぜひ、一言一句読み逃さずに、2人のその後を見届けてほしいなと思います。
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星5以上!2冊の後日談全て読んで欲しい!
2017年1月24日
259ページ、約半分が表題作+後日談書き下ろし2つ、3タイトルが収録。

前作箱の中の続刊です。

あぁ。。。
読み終わってしまった。。。
もう、作者さんの作品にドハマリ中。
ずべて大当たり!
全部余韻が強い。。

泣ける、せつない、やるせない、哀しい、愛しい、、
最高の人生ドラマでした。
BLではあるけど、BLとは思えないほどの読み応えとテーマ。
読者層を選ばない作品です。

また2冊とも書き下ろし後日談が、書下ろしとは思えない程のボリュームと読み応え。
特に本作の後日談2つは、2冊併せたストーリーのエンドを恋愛的にも人生ドラマ的にも、良いまとまりにしてくれています。
BL要素も強くしているので、ぜひ本作のBL誌Holly NOVELSで2冊読んで欲しい。
(講談社文庫版では、おそらく本作収録の最高の締めである後日談2つは読めないと思われる)

<講談社文庫版の注意>
前回、作者さんの有名作美しいことを買うにあたり散々調べましたが、読者投稿で講談社文庫版では(少し?)改稿がある、後日談の収録がない、という情報がありました。
講談社文庫は一般書なので割安にはなりますが、私は元のBL誌掲載文で&後日談も確実に全部読みたかったので、作者さんの作品は全てHolly NOVELSで買うことにしました。
本作品では元のBL誌と文庫版の違いは調べてません。

*試し読みの目次情報:講談社文庫版箱の中には檻の外も目次にあるようですが、本作収録の後日談2タイトルはないようです。

*いずれにせよ、どちらの出版社で買うかは各個人で違いを吟味しご判断ください。
とってもよかった!
2017年1月8日
レビューがよかったので購入。一途な想いが実を結んで温かい気持ちになりました。
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哀しいのか良かったのか
2015年12月29日
檻の外に出た二人の再会。哀しい事件が起こることで、二人の心が又交わる。いいことなのか悪いことなのか判断がつかないまま涙が出ました。
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こちらも文庫本化すべき!
2015年11月28日
檻の中に感動して、どうしても続きが読みたくて、書店を廻った思い出の一冊…!正直BL初心者で買うのにドキドキしてしまったのですが、内容で満足!涙が止まらないし、二人の日常が幸せすぎて。繰り返し読んで、読む度に感動する作品です!
こちらも素晴しいです。
2015年11月10日
箱の中の続編です。2冊を一気に読んでしまいました。読み始めたら、夢中になって、何回も号泣。。。もともと、涙もろいのですが、喜多川という人に引き込まれていっていました。いろいろ、考えさせられました。とても、純粋で一途な、、喜多川の言葉に、とても心を打たれました。ほんとに、素晴しい作品です(しみじみ)。
泣ける
2015年11月8日
人の一生を書ききっていて、葛藤や苦しみなど色々な感情が現れています。どんどん引き込まれていって泣けました。
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ただのBL小説とは呼べない。
2015年11月2日
木原先生の作品って読み手を胸痛しくさせる不思議な力があるんですけど、この檻シリーズはその絶頂だともいえます。この作品を読み、ただのBL枠に分類してもいいのか真剣に考えていたら、一般小説枠でも木原先生の作品を見かけるようになってました。
一筋の彼と、生涯を共にしたノーマルの男の切ない話。読まなければ後悔するかもってくらいおすすめです。
涙なしでは読めない!
2015年10月20日
前作檻の中は小説ですが檻の中から読むことをおすすめしたいです。とにかく泣ける、涙なしでは読めない作品です、檻の外では二人の葛藤や苦しみが漫画ならではの描かれ方でこっちまで切ない気持ちになります!文学的な作品なので内容重視の方には是非おすすめしたいです!
人生が書かれています
2015年10月18日
BL作品ではありますが、ただの恋の話ではなくここに書かれているのは二人の人生です。
講談社文庫版は読んでいたのですが、どうしても「なつやすみ」を読みたくて檻の外を読みました。
こちらも読んで二人のその後が読めてよかったです。
BL作品を読まない方にもぜひ読んでほしい作品です。
切なくて
2015年9月24日
随分久しぶりにBLで泣きました。
単なる恋愛だけではなく、人として、家族としての愛のあり方を考えさせられました。
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良かったです
2015年9月22日
まるで文学作品のようで、読み応えがありました。
単なるBLじゃなかったです。
また読み返したいと思える作品でした。
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涙が止まらなかった
2015年8月31日
箱の中の続編です。刑務所を出た後の二人それぞれの生活から再会へとお話は展開します。BL関係なく感動してとても心が痛くなりました。「なつやすみ」は世代を跨いで二人の関係が語られます。BL作品でここまで長期間の主人公の生涯を書いた作品は無いのでは?と思いました。是非二冊一気に読んで欲しいです。
後からジワジワくる
ネタバレ
2017年12月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ ふと気づけば読み終わっていたくらい、もう先が気になって読みふけっていました。なつやすみでの主人公と堂野×喜多川の物語は、とってもとっても切なくて。主人公の子供の名前や、子供に諭す言葉、何よりも真実を知らされても逆ギレすることなく聞いていた時。主人公にとってとてもこの2人から影響を受けていたんだなぁと思ってまた涙。そういえば作中にも、喜多川のような大人になりたくて、と書いてあったな、と思い出して涙。主人公の立場を考えるとこれまた涙。読後に色々な描写を思い出し、涙が溢れ出ていました。生まれてきた子供に罪はない。そして子供は親を選べない。喜多川は愛する人に見送られて亡くなり、圭くんは孫を連れて父の元へ行く描写は、間違いなくハッピーエンドなんだけども、読後に余韻を残す、なんとも切ない小説でした。
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続きもの
2017年11月27日
前回の作品から続けて読みました。
前回からは全く想像できなかった内容に、そんなことがあるのか…とびっくりしてしまいました。最終的にはハッピーエンドだったので良かったと思います。
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激痛
ネタバレ
2017年8月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 木原作品の中でもかなり「痛い」と評される作品と知らず、手に取ってしまった。とても痛い。渋みの強い作品です。ハッピーおバカ受けが好きな方はご注意を。
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当たり
2015年10月24日
前作檻の中は小説ですが檻の中から読むことをおすすめしたいです。とにかく泣ける、涙なしでは読めない作品です、檻の外では二人の葛藤や苦しみが漫画ならではの描かれ方でこっちまで切ない気持ちになります!文学的な作品なので内容重視の方には是非おすすめしたいです!!!!
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作家名: 木原音瀬 / 草間さかえ
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: スコラマガジン
雑誌: Holly NOVELS