このレビューはネタバレを含みます▼
はじめの方を読んだ時点では、ヒロインの発言を不快だと思ったエイダンが、ヒロインを懲らしめるために誑し込んで深い仲になった挙句挙式の真っ最中という参列者にも大迷惑なタイミングで捨てるというやりすぎお仕置き男だと読めて、そこまで不快なら最初からプロポーズとかせずにヒロインに近づかなきゃいいのに、わざわざ近づいてから捨てるってタチ悪すぎ!と思いました。 正義の味方気取りの傲慢タイプかなと。 ・・・・・・と思ったのになぜかまたヒロインの周りをうろちょろしはじめて。 今度は家屋敷まで取り上げてどん底に落とすつもりか?!と思いました。 それなのにヒロインの弟は姉の評判に傷をつけた後もエイダンを慕っていて嬉しそうに話していて、お前お姉ちゃんが大事じゃないのか割り切ってるのかゆるすぎないか!!と思いました。 それが読み進めていくと・・・・・・アホかあぁぁっっ!!となりました。 ヒロインのことは好きだけど緊張に耐え切れず逃げ出したとか!! 超ヘタレ、ハーレクイン史上でも初めてのパターンでした。 しかも戻ってきても迷惑かけたりヒロインの心を傷つけたことにろくに謝る様子もなく、ヒロイン父の病気も結婚式中止の心労がストレスになっていたかもしれないのに、さらに何しに戻ってきたかちゃんと言わないから、家から追い出しに来たのか、結婚せずに愛人にするつもりかとヒロインをさんざん悩ませて!! もうやだーこんな男! 許すんならきっちりお尻に敷いて締め上げてやらないといけませんね。