Coldサイド新装版四冊目。
『盟約の恋鎖』九条組跡取り九条とその部下、祠室『無言の恋咎』記憶喪失からヤクザさんになった九頭見とヤメ検弁護士、天瀬
『盟約』では祠室が九条を裏切り騙しからの実は二重スパイ的に黒龍会の膿を出すために勅命を受けていた話。『無言』は弟夫婦の事件を追って記憶喪失になった九頭見が名前を変えて天瀬の前に現れるが真相を見せずに天瀬を遠ざける。最後には弟夫婦の事件の真相にたどり着く話。
どちらもまたまた史世がいっちょカミしますが、九条と天瀬の史世に接する態度が両極端で面白いです。
九条はとにかく史世とのかかわりを避け、天瀬は一枚も二枚もフィルターがかかった史世しか見えていません。
これでひとまず、今後の主要人物登場ですね。
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