ネタバレ・感想ありヤマケイ文庫 ドキュメント 道迷い遭難のレビュー

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登山を知る
ネタバレ
2022年8月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ ある登山遭難者のニュースをきっかけに読み始めました。山はほとんど登ったことがないのですが、山への憧れはなぜかありなぜ遭難してしまうのかが知りたかったのです。
遭難者の手記の恐怖感、臨場感がありドキドキしながら読み進めました。
この手記は時代が古いですので、基本紙地図とコンパスを頼りにしていますが、いまはGPSのアプリや機械などだいぶ初心者にも
優しいトライしやすいものとなりましたが、
いざというときにはやはり紙とコンパスが必要であること。自分の体力にあった山に登ること。怪しいと思ったら引き返すこと、とにかく沢には降りていかないことなどタメになりました。登山初心者の方にもそう出ない方にもおすすめの本です。
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ノンフィクションならでは
2019年8月17日
センセーショナルな脚色や、物語性はなく、感情的にならない文章で事実や仮説が示されます。それだけに、とても怖い。漫画の「岳」などが好きな方は興味深く読めるのではないでしょうか。
私自身、山登りは2回しかしたことがないですが、普段は雪渓のトラバースで感じた恐怖よりも山上の美しさばかりが思い出されるので、家族を持つ身としてはたまにはこういったルポルタージュを読んで、憧憬を冷まさねばなりませんね(笑)
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作家名: 羽根田治
出版社: 山と溪谷社
雑誌: ヤマケイ文庫