ネタバレ・感想あり皇后ジョゼフィーヌの恋のレビュー

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描き方が軽々しいですが…
ネタバレ
2022年1月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ ジョゼフィーヌは生きる事、信じる事を決して辞めず絶対的に自分を信頼して独りで生き続けたとても素晴らしく賢い女性だと思いました。
頭が悪く最初は娼婦だったみたいな描かれ方に不快感を覚えました。
辛い家庭環境で育ち妹たちまで亡くしている女性です。
そこには計り知れないくらいの辛さと悲しみがあったと思います。
最初の結婚でも何もかも恵まれ勉強ができるのは当たり前の貴族の旦那に罵られます。
この時の辛さも他人が想像できるものではなかったと思います。
子供たちのために体を売ってまで生きる道を諦めず、立派にひとりで育て上げ自分の価値を信じ続けた姿はもっと評価されてもいいと感じました。
親も友人も誰も助けてくれる環境ではない中、彼女はきっと孤独と常に隣り合わせだったと思います。

今辛い状況の女性たちへの励みにもなるだろうに、この少し馬鹿にした書き方はなんだか悲しくなりました。
マリリンモンローなんかもそうですが、辛い環境に生まれ明るく悩み事なんかないように振舞って生きた女性を馬鹿だから。みたいな風に捉えてしまう人は人生経験が少ないのだろうな。と思います。
自分だったらと考えたら、自ら命を絶ってしまったと思います。

ジョゼフィーヌが愛した薔薇たちのように、彼女も美しく生き、また2度目の結婚でも辛い思いをし、それでも女性として美しくいることを辞めなかった。
女性はどんな時も幸せでいる事が大切だと、決して運命や男性のせいで自分がボロボロに見える事はもったいないことだと、自分軸を知っていた女性なんだと思いました。
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平凡な悪妻の話
2019年11月23日
主人公はごく平凡な女性なのだと思う。
フランス激動期に強く生き抜いた、そのバイタリティに感じ入る。
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