ネタバレ・感想あり教団Xのレビュー

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何度読み返す作品
2021年9月25日
大好きな作家さんの1人です。この作品は何度も読み返してます。もう素晴らしいの一言。作家の力量を感じざる負えない作品です。
面白かったです!
2018年2月20日
前評判では賛否が真っ二つで、どちらかと言うと批判の方が目立ち当初は読むのを躊躇していました。でもそんな印象は一掃されます。最初は宗教や科学、哲学的な内容が多く少し難しい内容が多いです。一読では理解出来ず何度も戻って読み返したくなります。
でもその内容の深さ、面白さに次第に引き込まれます。多分自分では絶対に手にしないような難しい内容の本(科学や哲学、原子理論等)を教祖の会話を通じてわかりやすく説明してくれている印象です。
教団Xと言う集団の謎に少しづつ近づいて行く過程は大変興味深いです。
性描写が露骨過ぎる、話の進むのが遅いなどの批判を多く見かけたのですが、性描写は教団Xの狂気とそこに惹きつけられる人々の持つ苦悩や背景を描く上で必要な表現で、あれだけ露悪的に描いていたのは、官能的、快楽的な性描写では人の心に巣食う闇を表現出来ないからで、不快にさえ感じる描写の中に作家様の綿密な意図が感じられるます。
話の進みが遅いのは台詞一つ一つ、一行一行の文章に深い内容が込められているからです。読んでいる間ずっと沢山の考えさせられます。
教団Xに集まる人々、その狂気のあり様が戦争に突き進む国家の比喩にも思えて、国家、貧困、戦争などについても考えさせられました。
こんなに内容が盛りだくさんであれば必然読むのも遅くなりましたが、退屈する事なく何日もかけてずっとワクワクした気持ちで読み進められました。
本当に内容が濃です!一冊でこれだけの内容が詰め込まれていると言うのはかなりお得だと思います。久しぶりに凄い本に出会えたと嬉しくなる一冊です!
宗教観を手段とした平和基調
2020年4月12日
ページ数 約601ページ
読む時間 20時間程度

3日かけて読みました。途中教義が入り、読むのが辛い時もありましたが、全体としては面白かったです。
批判されている方々はたぶんハードルがめちゃくちゃ高いのではないかなと思われます。
少々非現実的な人物が多く出てきますが、それは作者が宗教観を通じて世界平和を基調するために出されたキャラクターのように感じられます。
作者の伝えたかったことが、湿った雑巾を踏んだときのように読み進めていくうちにじくじくと染み出されていき、最後にはなるほどねーとなってました。

アメトーークが好きで、又吉直樹さんなどが紹介していたことから爆発的に人気が出て、意味が不明等のレビューも散見されますが、あまりハードルを高く持たないで読んでください。
面白かったです。
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テーマ盛りだくさん
2019年8月4日
テーマが盛りだくさんな気がする。壮大な物語だな、という印象。表現が少しキツイところもあり。
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人気のある小説ですが…
2017年10月13日
かなりの評判でしたので、とても期待して読み始めましたが、途中でやめてしまいました。
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教団X
2018年2月5日
難しい 辞めようと思いましたが、 なんとか読み終わりました。
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