ネタバレ・感想あり母性社会日本の病理のレビュー

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1976年発行で読む優先順位は高くない?
2019年8月16日
●構成は小論を集めたもので、読みやすいですがどうしても概略的になります。
●1976年発行で、社会を議論する部分では時代背景の違いが感じられます。
●タイトルに「病理」というネガティブな目立つ言葉があったり、文中では本題の解説にあまり寄与しない形で他者の言説を気にするような部分があったり、「らしくない」と感じました。初期の文章だからでしょうか。
●そのため河合隼雄さんの著書の中では優先順位は低いかもしれません。
●その反面、時代に左右されない本質や河合隼雄さんの著作歴としての意義を見れば興味深く読めます。
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作家名: 河合隼雄
出版社: 講談社